自分にはどのような思考傾向があるか、つまり自分はどんなタイプの人か、と考える人が多い。でも、よく考えると、けっして一つ、二つのタイプでまとめられるものではない、場合によって、相手によって、また自分の成長につれて、ものごとを考える傾向も変化するはず。
この傾向は無意識に変わるかもしれない。バランスをとるために意識的に切り替えることもできる。このような切り替えを「帽子を変える」という英語の表現もあるようだ。そして、帽子を六色に分類したのは、いわゆる「デボノ博士の6色ハットの発想法」です。 白 事実 中立を守り、事実を把握する。 赤 感情 自分の素直な感情に基づく。 黒 否定 慎重で否定的な見方。 黄色い 肯定 発展 楽観的で肯定的な見方。 緑 創造 今までにない 新しいものの見方。 青 調整 全体を調整し結論を導く。 自分のことを考えると、中国にいたころは、議論になると否定的な見方が多かった。「でも」「しかし」。否定=創造 と思い込んだのかもしれない。日本に来てから、他人の意見を否定する前に相手のことに耳を傾けることは、自分のためになると学習した。日本人が相手を非難するのを避けていることは、悪いことばかりではないと思う。 いまはといえば、創造的な思考を求めたいな。
by nschinese
| 2006-02-22 12:29
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